詩人尹東柱を記念する立教の会 「詩人尹東柱とともに・２０２2」
本年もコロナ禍のため、チャペルでの恒例の「詩人尹東柱とともに」は出来ません。その代わりに、立教大学の金大原（キム・デウォン）チャプレンの「詩人 尹東柱（ユン・ドンジュ）に聴く 平和のうた」と題するチャペル講演会を新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、事前に収録し、立教大学チャペル公式YouTubeチャンネルにて配信いたします。ぜひご覧ください。   大韓聖公会ソウル教区司祭、日本聖公会東京教区正義と平和協議会議長、本学キリスト教教育研究所（JICE）所員 金 大原（キム・デウォン） 1967年生まれ。1999年司祭按手。ソウル教区社会宣教部長などを歴任。ソウル教区における社会宣教活動を牽引。2009年4月宣教協働者として来日。2009年4月から2021年3月までの11年間、立教大学にてチャプレンとして勤務。現在、日本聖公会東京教区三光教会牧師、香蘭女学校チャプレン。 チャペル公式 YouTubeチャンネル https://www.youtube.com/channel/UCWRlN_r5z-r71o7_t71CvDg お問い合わせ チャプレン室事務課 TEL:03-3985-2698 |
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| 立教大学 | 尹東柱 | |
| 尹東柱の詩と生涯 1917年 12月30日、中華民国東北部、間島省 和龍県 明東村（現・中国延辺朝鮮族 自治州）で、父・尹永錫、母・金龍の長男として生まれる 1923年 妹・尹恵媛が生まれる 1925年 明東小学校入学 8歳 この年、明東中学校は日本の弾圧で廃校になる 1926年 弟・尹一柱が生まれる 1931年 明東小学校卒業 大拉子の中国系小学校高等科に編入し、1年間修学する 1932年 龍井にある恩真中学校入学する 一家は明東村より龍井に移住 1933年 弟・尹光柱が生まれる 1934年 12月24日 残っている最初の詩「蝋燭一本」「生と死」「明日はない」を書く 1935年 9月 恩真中学校4学年の1学期を終え、平壌の崇実中学校3学年に編入学 10月 YMCA文芸部発行『崇実活泉』第15号に詩「空想」が掲載され初めて 活字になる 1936年 3月 崇実中学校が神社参拝拒否問題で休校になり自主退学 「別れ」 4月 光明学園中学部に編入学 「夢は破れて」「雪」 1937年 上級学校進学問題で父と激しく対立、祖父の仲裁で文科を選ぶ 1938年 4月 延禧専門学校 文科に入学 「新しい道」（「文友」掲載）「弟の印象画」 1939年 39～40年は 残っている詩が少ない 「自画像」（「文友」掲載） 1940年 設定創氏届出期間（2月11日～8月10日） 3作品のみ「病院」「八福」「慰め」 1941年 延禧専門学校4学年 5月小説家金松氏宅に下宿 「十字架」「星をかぞえる夜」 12月27日 延禧専門学校卒業 自筆詩集『空と風と星と詩』を作る 「序詩」 1942年 1月19日 延禧専門学校へ創氏名「平沼」を届け出 「懺悔録」 4月 立教大学入学 （英文科 選科生） 「たやすく書かれた詩」「春」 10月 同志社大学編入（文学部文化学科英語英文学専攻 選科生） 1943年 初夏、帰国を決める クラスメートと宇治川へハイキングに行く 送別会 川原で アリランを歌う 天ケ瀬の吊橋上で級友たちと記念写真撮影 帰国のための切符を買い、荷物を送ったが、7月14日 下宿で逮捕される 1944年 3月31日 懲役２年の刑 確定 その後福岡刑務所に収監される 1945年 2月16日 未明 獄死 8月15日 日本の敗戦により民族が解放される ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 1948年 初版詩集『空と風と星と詩』正音社から刊行（遺稿31篇） 「詩人尹東柱を記念する立教の会」 これまでの主な活動 ２０２２年２月：この年もコロナ禍のため中止、但し金太源チャプレンによるYouTubeでの講演を実現。 ２０２１年２月：コロナ禍のため中止 ２０２０年２月：「詩人尹東柱とともに２０２０」 講演①「青春の詩人・尹東柱」 講師：野上龍彦（元筑摩書房 編集者）--- 高校国語教科書に尹東柱に関する茨木のり子のエッセイを掲載。 講演②「高校生が見つめた尹東柱の詩と生涯～茨木のり子の随想「空と風と星と詩」を読む～」 講師：萩原茂（吉祥中学・高等学校教諭） ２０１９年２月：「詩人尹東柱とともに２０１９」 講演・ミニコンサート 講師：尹亨柱（尹東柱の親族で韓国フォーク界の重鎮）--- 親族として尹東柱の集いに集まってくれた人々に感謝。「白いハンカチ」などヒット曲とトークを披露して頂きました。 ２０２０年２月：「詩人尹東柱とともに２０２０」 講演①「青春の詩人・尹東柱」 講師：野上龍彦（元筑摩書房 編集者）--- 高校国語教科書に尹東柱に関する茨木のり子のエッセイを掲載。 講演②「高校生が見つめた尹東柱の詩と生涯～茨木のり子の随想「空と風と星と詩」を読む～」 講師：萩原茂（吉祥中学・高等学校教諭） ２０１９年２月：「詩人尹東柱とともに２０１９」 講演・ミニコンサート 講師：尹亨柱（尹東柱の親族で韓国フォーク界の重鎮）--- 親族として尹東柱の集いに集まってくれた人々に感謝。「白いハンカチ」などヒット曲とトークを披露して頂きました。「詩人尹東柱とともに２０２０」 講演①「青春の詩人・尹東柱」 講師：野上龍彦（元筑摩書房 編集者）--- 高校国語教科書に尹東柱に関する茨木のり子のエッセイを掲載。 講演②「高校生が見つめた尹東柱の詩と生涯～茨木のり子の随想「空と風と星と詩」を読む～」 講師：萩原茂（吉祥中学・高等学校教諭） ２０１９年２月：「詩人尹東柱とともに２０１９」 講演・ミニコンサート 講師：尹亨柱（尹東柱の親族で韓国フォーク界の重鎮）--- 親族として尹東柱の集いに集まってくれた人々に感謝。「白いハンカチ」などヒット曲とトークを披露して頂きました。 ２０１８年２月：「詩人尹東柱とともに２０１８」 講演「詩人尹東柱をめぐって」 講師：多胡吉郎（元NHKプロデューサーで伊吹郷訳「空と風と星と詩」の番組制作者）--- 「空と風と星と詩」の翻訳者「伊吹郷」さんが講師に予定されていましたが、急な体調不良で講演が出来ず、「聞き手」役の多胡さんに代講して戴きました。 ２０１７年２月：「詩人尹東柱とともに２０１７」尹東柱誕生百年企画「尹東柱物語」---詩と音楽で紡ぐ尹東柱の生涯 主な出演者：柳時京、崔善愛、若狭直人、松岡みどり、二宮聡、金大原 特別出演：韓国人バンド『雪降る地図』 ２０１６年２月：「詩人尹東柱とともに２０１６」 講演「青年尹東柱の内面の闘いの記録」講師：沈元燮[シム・ウォンソプ]（獨協大学国際教養学部特任教授） ２０１５年２月：「詩人尹東柱とともに201５」 講演「尹東柱が夢見た世界」 講師：宋友恵（作家・歴史研究家） ２０１４年２月：「詩人尹東柱とともに2014」 講演「詩人尹東柱が夢見た世界」 講師：水野直樹（京都大学教授) ２０１３年２月：「詩人尹東柱とともに2013」 講演「尹東柱の詩の源流」 講師：熊木勉（福岡大学教授） ２０１２年２月：「詩人尹東柱とともに2012」 講演「尹東柱の詩のこころ」 講師：小倉紀蔵（京都大学准教授） ２０１１年２月：「詩人尹東柱とともに2011」 講演「죽은자와 남은 자 -시인과 가족-逝きし者 と 残されし者～詩人と家族～」 講師：尹仁石（尹東柱の甥、韓国 成均館大学教授） ２０１０年２月：「詩人尹東柱とともに・２０１０」 講演：「ユン・ドンジュ 越え行く者の詩」 講師：多胡吉郎（作家） ２００９年２月：「詩人尹東柱とともに・２００９」 講演：「尹東柱の詩魂の原形を求めて」 講師：大村益夫（早稲田大学名誉教授） ６月：第１回「日韓演劇フェスティバル」 ロビーイベント参加 １０月：立教大学 ホームカミングデー参加 （ブースにて尹東柱紹介展示活動、以後毎年参加）） １１月：演劇公演「空と風と星と詩」立教大学・タッカーホール公演にて ２００８年２月：「詩人尹東柱とともに・２００８」 ＜立教大学文学部１００周年記念行事＞ 講演：「尹東柱の詩と信仰」―立教時代に書かれた詩 講師：井田 泉（京都聖三一教会牧師 シンポジウム： 「尹東柱の詩―その〈抒情〉と抒情を超えるもの」金時鐘（詩人）・佐川亜紀（詩人）・井田泉 １０月：「尹東柱の詩の夕べ ～立教で学んだ朝鮮の詩人尹東柱の詩と音楽」 ２００７年２月：「詩人尹東柱とともに集う」 |
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